
今回のテーマは、お客様のお声でも多い「左半身がむくむ」と感じる原因と対策です。
「左半身だけむくむ」と感じるのはなぜ?
「右脚より左脚のほうがむくむ」「左側だけ重だるく感じる」など、体の左右差が気になることがあります。
むくみは、長時間同じ姿勢でいることや運動不足などによって一時的に起こることもあります。一方で、片側だけに現れるむくみには、血液やリンパの流れなど局所的な要因が関係する場合もあります。
まず知っておきたいのは、「左側だからむくみやすい」という単純な仕組みではないということです。
リンパの流れには「左右の違い」があります
むくみと関係の深いリンパ。血液と同じように、全身に張り巡らされている管を通じて、体の隅から隅まで流れながら、不要物を回収しています。ところで、このリンパ管、全身を左右均等に二分して流れているわけではありません。
全身を流れるリンパ液は、最終的に鎖骨付近で静脈へ戻ります。
右側の頭・首、右腕、右胸周辺から集まるリンパと、それ以外の、体の広い範囲から集まるリンパでは、最終的に静脈へ戻る経路が異なります。

そのため、リンパが集まる範囲を図にすると、左右対称にはなりません。
ただし、この左右の違いが「左半身のほうがむくみやすい」ということを意味するわけではありません。
では、「左半身がむくむ」と感じる場合には、どのような原因が考えられるのでしょうか。
「左半身がむくむ」と感じる原因は?
むくみは、皮膚の下などに余分な水分がたまった状態です。
長時間同じ姿勢でいたり、運動不足が続いたりすると、血液やリンパの流れが滞り、むくみを感じやすくなることがあります。
また、立ち方や座り方のクセ、脚を組む習慣などによって、体の片側に負担がかかることもあります。
そのため、「いつも左脚のほうがむくむ」「左側だけ重だるく感じる」など、左右で違いを感じることがあります。
ただし、片側だけのむくみが続く場合や、急に強くむくんだ場合、痛みや赤みなどを伴う場合は、単なる疲れや生活習慣によるむくみとは限りません。そのような場合は、医療機関に相談しましょう。
むくみを感じたときのセルフケア
むくみが気になるときは、半身浴などで体を温めたあとに、「鎖骨の上部・耳の後ろ・脚の付け根・ひざ裏」など、リンパ節が集まる場所を、優しく押さえてみましょう。決して強く押す必要はありません。

むくみを予防するために日頃から気をつけたいこと
むくみは、一度解消しても生活習慣によって繰り返し起こることがあります。 特にデスクワークや立ち仕事など、長時間同じ姿勢が続く方は注意が必要です。
適度な運動やストレッチを取り入れたり、入浴で体を温めたりすることで、血流やリンパの流れをサポートできます。 また、体を冷やさないことや、塩分を摂り過ぎないことも、むくみ対策として大切です。
さて、いかがでしょうか。
「左半身がむくむ」と感じる場合でも、その原因はひとつではありません。
長時間同じ姿勢でいたことなどによる一時的なむくみの場合もありますが、片側だけのむくみが続く場合には、体からのサインとして注意することも大切です。
日頃から適度に体を動かし、入浴やストレッチなど、自分に合ったケアを取り入れてみてくださいね。